校長室の窓~風は吉野から2024

新学期,決意も新たに,前向きに,自分を変えるチャンスを生かそう! (0408)

 本日4月8日から令和5年度の吉野中の学校生活が始まりまりました。今年度は,新2年生311人,新3年生311人,そして,午後から入学してくる新1年生の計319人を加えて,合計941人でスタートする予定です。

 

 始業式では,新2・3年生の各学年の代表生徒の新学年に向けての力強い,そしてすばらしい決意の発表がありました。それ以外の生徒のみなさんも,新学期を迎えて,新たな気持ちで今朝を迎えたことと思います。

 

 よく「一年の計は元旦にあり」といわれますが,私は学校ではきょうがその日にあたると思っています。是非,きょうの,今のこの気持ちを大切にして,これから始まる新しい生活を吉野中の同級生や先輩や後輩の仲間や先生方と一緒に,心もからだも共に元気に楽しく過ごしてほしいと思います。

 

 さて,吉野中には「やればできる」(自主・気魄・創造)という校訓があります。この校訓は昭和41年に本校創立20周年を記念して設置されたもので,体育館前に記念碑はあります。これは吉野中をされた先輩方も今でも大切にしていることばで,これまで代々,引き継がれてきていると聞いています。

 一年間,いろいろな活動をとおして,学校生活の中ではいろいろなことがあるかと思います。楽しいことだけでなく,ときにはつらく,困ったことがあるかもしれません。でも,そんなときは,ひとりで悩まず,吉野中のなかまや先生方に遠慮なく相談してください。きっと道はひらけます。

 

 新年度,新学期にあたり,きょうの決意やこのことばをみなさんの生活の中で意識したり,思い出したりして,自分の秘めた大切なことばとして「このやればできる」を使ってみるのもいいかと思います。また,新年度のこの時期は,今までの自分をかえるいい時期であり,いいチャンスでもあります。目標とする新しい自分になれるので積極的にチャレンジしてみましょう。

 新年度のスタートにあたり吉野中のみなさんにお願いですが,ときにはちょっと立ち止まり,自分だけなくまわりを見て,やさしい声かけをしてください。

 ここ数年,新型コロナウイルス感染症の流行により,さまざまな活動は制限されたり,縮小されたりしてきましたが,吉野中のみなさんはそんな中でも,たくましく知恵をしぼり,工夫して様々な活動を進めてきました。その感染症も少しずつ収束の方向に向かっています。まだまだ油断は禁物ですが,感染症等とうまくつきあいながら,さらにみんなで考えて,協力し,工夫してこの1年間を頑張っていきましょう。(4月8日始業式 校長講話より)

 

 最後になりましたが,保護者並びに地域の皆様,令和6年度も吉野中の教育に,ご理解,ご協力を賜りますようよろしくお願いします。

トップへ