「校内の掲示物から」
写真は,図書室後方の扉の掲示物です。すべて「食品ロス」についてのものですが,「食品ロス」とはどのようなことなのか,調べてまとめてみました。
【食品ロスとは】
1.本来食べられるのに捨てられてしまう食品。
2.日本の食品廃棄物等は年間2,759万tで,その中で本来食べられるのに捨てられる食
品「食品ロス」の量は年間643万tになっている(平成28年度推計値)。
(※ 日本人の1人当たりの食品ロス量は1年で約51kg。これは日本人1人当たり毎
日お茶碗一杯分のご飯を捨てているのと同じ量になるそうです。)
3.食品ロスは大きく分けると,次の2つに分けられる。
(1) 事業活動を伴って発生する食品ロス・・「事業系食品ロス」
(2) 各家庭から発生する食品ロス・・・・・「家庭系食品ロス」
4.「食品ロス」の量は年間643万tの内訳は,事業系食品ロスは352万t,家庭系食
品ロスは291万tである。
5.食品ロスを減らすためには,家で食品ロスが出ないようにするだけでなくて,食べ物を
買うお店食べるお店でも,食品ロスを減らすことを意識することが大切である。例として
次のことがあげられる。
(1) 食べ物を買うお店や食べるお店では,奥から商品をとらずに,陳列されている賞味期
限の順番に買う。
(2) 包装資材(段ボール)ごと買う場合に,段ボールにちょっとのキズ・汚れがあっても
中身が問題なければそのまま買う。
(3) 賞味期限の近い値引き商品を買う。
(4) 食べきれる分量を注文して,食べ残しを出さないようにする。
(※ 引用元:農林水産省ホームページ)
現在,臨時休業で昼食を家で取っている毎日となっています。コンビニエンスストアで弁当などを買うとき,また,自分で昼食を作る体験を通して「食品ロス」について考えてみましょう。