夢をもち,努力することの楽しさ・大切さ

2021年12月11日

  12月11日(土),ふるさと学習でリオデジャネイロオリンピックに出場した上原美幸さんに「夢をもち,努力することの楽しさ・大切さ」についてお話をしていただきました。
 まずは,リオオリンピックに出場したときの経験です。世界のトップアスリートの人たちと話せる機会も多く夢のような体験でした。「英語を勉強してきてよかった」と思いました。
 小学校から今までのアスリート人生を振り返ると,小学校の時は,友達に誘われたのがきっかけでバトミントンをしました。体が小さいのでなかなかうまくなりませんでしたが,自分で素振りやサーブ練習を繰り返し行い,家の人に協力してもらいながら,ラリーの練習を行いました。強いスマッシュは打てませんでしたが,ラリーを長く続けて勝つやり方で県大会で2位になることができました。その時に自分に合った方法で努力することの楽しさを経験することができました。
 陸上を初めたきっかけは,バトミントンの練習で足が速くなっていたおかげもあり,校内の持久走大会でよい結果が出たのを家族に褒められたのがきっかけです。陸上を始めるときには,努力する楽しさを知っていたので,やったことのないことでも挑戦していこうという気持ちになりました。陸上部に入って初めて感じたことは速い選手がいっぱいいたということでした。結果が出ないと苦しいこともありましたが,少しずつタイムが伸びていくと楽しさを感じていきました。高校時代には,インターハイ優勝という結果を得ることができました。
 実業団に入ってからは,けがで苦しむことがありましたが,そんなとき自分を支えてくれたのが同期の仲間でした。仲間を大切にすることを学んで一回り大きくなることができました。
 これからも,周りの人たちに喜んでもらえるような走りをしていきたいと思います。向陽小学校の皆さんも明るい明日に向かって走っていってほしいと思います。自分の夢をもって,努力する楽しさを味わいながらチャレンジしていってほしいと思います。

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