学校長あいさつ

 令和5年度は、全校児童646人、教職員38人でのスタートです。

 

 向陽小学校は、八洲団地の完成に伴う児童数の増加により、周囲三方を緑の丘に囲まれ、雄大な桜島と錦江湾を展望できるこの地に、昭和58年4月に開校いたしました。開校当時は児童数452人、12学級でまだ体育館やプールもない不自由な環境のもと勉学やスポーツに励んでいたようです。

 その後、昭和、平成、令和と、社会情勢の変化、教育制度の改革等、激動する社会の流れに適応しながら、今日まで歩んでまいりました。その間、向陽校区の地域ぐるみで子供たちを支え・育む風土の中で、地域に根ざした諸教育活動が展開されてきました。登下校時の見守り活動では、子供たちの安全・安心を確保していただき、郷土芸能の中間棒踊りと広木虚無僧踊りの伝承活動では、子供たちに故郷を誇りに思う心を育んでいただいています。その他様々な場面で、地域の皆様や保護者の皆様の御協力を賜りながら教育活動を進めています。今後もコミュニティ・スクールとして、保護者、地域の皆様との協働により、これまで築き上げられてきた輝かしい伝統と実績を継承し、さらに発展させていけるよう尽力してまいります。
 向陽小学校という名前には、太陽に向かって限りなく発展してほしいという願いが込められています。「かしこく、やさしく、たくましく」の校訓のもと、目標に向かって学び続け、自分や友達を大切にし、心や体を鍛える子供を育てていきます。この「向陽小で学ぶ誇り」をもち、それを大切にして、人生を切り拓いていってもらいたいと思います。そして、『わたしのふるさとは向陽です』と胸を張って言える立派な大人になることを心から願っています。

 今年度も全職員一致団結して子供たちの学力向上・健全育成に取り組んでまいります。引き続き、本校教育活動への御協力、御支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

                                  校長 喜岡 達也                            

 

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