子どもたちの学び

2024年04月23日

春雨が八重桜に雫を作る朝でした。梅雨時期のように雨が多くなっていますが、明日と明後日は晴れそうです。貴重な洗濯日和になるかもしれません。

本日4月23日は『子ども読書の日』です。4月30日は『図書館の日』なので、この前後である5月12日まで、本校では読書旬間にしています。

2校時は5・6年生が図書館に来て読書に親しんでいました。

K学校図書館司書による絵本の読み聞かせです。タイトルは “ともだち”

ともだちのことを考える機会になった本でした。漫画家の赤塚不二夫さんは『友だちから、人間の勉強をさせてもらうのだ。』という言葉を遺しました。

ところで、今日は内科検診がありました。これも自分のことを知る大事な検診です。

1校時の1年生は算数を学習していました。本年度も毎週火曜日に支援員の先生が来校します。いろいろな学年に入っていただき、子どもたちをサポートしてくださいます。

数字もしっかり書けるようになってきました。休み時間には「じぶんのなまえをかきました。」と持って来てくれた子もいました。

丁寧に、ゆっくり学習を進めます。今後、1年生にもタブレットが届き、どんどん使っていくと…

2年生のように、子どもたち(学習者)自身で課題に取り組めるようになります。

このように10のたば(緑色)を動かしながらたし算について考えようとする子、

いったん広げて1つずつ(黄色)を足していこうとする子など、それぞれの子どもに合ったスタイルで進めていくことができます。

6年生も低学年のうちからタブレットが近くにあったので、大人以上に使いこなせることが多いようです。

ノートに書きたい時や書くべきと判断した時には書き、タブレットを広げたい時には広げる。本校がこういったように普段使い出来るのは、決してトップダウンでなく、使い方やルールについて子どもたち中心で考えたからです。

3年生は『春風をたどって』という国語の単元でした。素敵なタイトルです。私が初めて担任をしたのも3年生でしたが、最初の単元は『かげをみつけたカンガルーぼうや』だったことをよく覚えています。あのお話はいずこへ…

「なんて書こうかな。」独り言かと思っていたら、ヒントを求めている大きなつぶやきでした。

『コの字』で学習を進めているので、自分の意見と友達の意見を比べる協働的な学びもありました。『個別最適化と協働』こういったことにフォーカスしている本校の学びです。

4年生は、あまんきみこ作『白いぼうし』さわやかな夏みかんが印象的な物語です。

演技派の担任はモンシロチョウの役割になって話していました。担任は大きな動きなので、子どもたちよ、もっと リアクションしたり にっこりしたりしてもいいですよ。

【今日の献立】牛乳、コッペパン、鶏肉と春野菜のクリームスパゲティ、ジューシーフルーツ

 今日の給食のスパゲティはパセリがかけてあり、爽やかな香りがしました。給食での麺類と言えば、少し前までは『ソフト麺』といって空気を抜いたピチッとしたビニール袋の中に柔らかい麺が入っていて、それを温かいスープに入れたり掛けたりしてほぐして食べるのが一般的でした。しかし、コシがなかったため(それはそれでおいしかった記憶はありますが)製麺工場で技術者が開発を進め、現在のようにスープに入っていてもあまり伸びず、最後までおいしくいただける麺が出来上がったようです。技術者たちの苦労はどれだけだったのでしょう。♪風の中のす~ばる~ 砂の中のぎ~んが~♪のメロディを口ずさみたくなりました。

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