校長あいさつ

             令和6年度のスタートにあたり
                                 

 本校の歴史を学校沿革史から紐解くと,その過程は決して容易ではなく,実に多くの困難を乗り越えて,地域とともに誕生した学校だということが分かります。かつて上ノ原台地と呼ばれていた広大な台地を開発し,新たに誕生した団地は「桜ヶ丘」と名付けられました。工事が完成するとともに校区が誕生し,昭和55年に鹿児島市立桜丘中学校として開校し,今年度で創立45年になります。

 開校時,生徒数は251人でしたが,その後増え続け昭和63年度から平成5年度までは800人を超える生徒が在籍しておりました。生徒数は年々減少傾向にあり,今年度は全校生徒410人でスタートしました。

 

 本校では学校教育目標の下,「整然として美しく,規律と秩序のある学校」,「知・徳・体を培うことに燃えている学校」,「保護者や地域に開かれた笑顔あふれる学校」を目指して教育活動に取り組んでいます。
 また,本校の特徴として,開校当時から続く「ノーチャイム」や「無言自主作業」を伝統とし,生徒の自主的,自律的行動を促しています。この行動を支えているのが,校歌の歌詞に出てくる「自主の鐘」というフレーズです。この「自主の鐘」は,これまで本校になかった校訓として令和元年度に制定されました。
 今年度は,校訓「自主の鐘」を信念として,あらゆる教育活動を通じて,「夢実現に向けて,自ら考え,判断し,行動する生徒の育成」に努めてまいります。

 

 保護者の皆様,地域の皆様,生徒一人一人の確かな成長に向けて,本校教育活動への御理解,御協力のほどこれまで以上によろしくお願いいたします。

 

                            桜丘中学校長  松永 英一

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