県立高校文化祭~個性あふれる学びの姿に感動!(小中共通)

2018年10月10日

■今日の画像「錫山の学び~県立高校文化祭~個性あふれる学びの姿に感動(小中共通)」■

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先日10月8日(月)に,本校卒業生がいる県立鶴丸高等学校の文化祭に行ってきました。

というのは,本校卒業生が在籍しているということで,高校から学校長宛でご案内をいただいていたからです。

さて,その名は「万鶴博覧会」。正門を入ってすぐ正面に立てられた立て看板には,そう記されていました。

久しぶりに鶴丸高校の文化祭に行った理由は, 数年前に見た書道パフォーマンスがまた見たくなって、招待もあったので訪問したところでした。

ほんの少しの時間立ち寄るつもりが,かなりの時間を費やして参観させていただきました。

そこでは,生徒たちが高校生活を実によく楽しみ充実させている様子がよく伝わってきました。今年訪問した松陽高校(ここも卒業生がいてご案内があり訪問)の文化祭もでしたが、
それぞれのクラスや部活の特色を感じました。高校の文化祭はこれまで数校,何度か訪問していますが,どの高校も大変素晴らしい文化祭ばかりでした。

さて,部活展示等です。

生物部の紹介をしていた生徒は,来ていた小中学生に熱心に説明していました。化学部の生徒は,小学生に実験に関してわかりやすく説明していました。文芸部の生徒は,文芸作品や部誌について熱心にアピール・説明。冊子をいただいたので読んでみるとなかなかのよい作品。百人一首部の教室では,訪問者相手に,熱闘が繰り広げられていました。句を読み上げる声がゆったりとした時間の流れを感じさせると共に,さっと札をとる部員の生徒さんの姿に感動。

2階ビロティで,「美術部は3階でやっています! 是非ご覧下さい」との案内の声に誘われて,部の展示教室に行くと,そこには,部員の生徒さん方が,終始和やかに,来訪者への応対をしていました。「イラスト画 ご自由にどうぞ」の案内に,数枚選ばせていただきました。そのほか「80 HIGH TENSION」という作品集(部誌)をいただき,「80」の意味を聞くと,何と発刊80号になるとのこと。先輩の作品や投稿者の作品も。きっと,生き甲斐にしているだろうなと思わせる作品及び作品紹介の文言でした。

展示教室の展示作品や飾り付けもなかなかのもの。時間があまりとれないであろう中,生徒さん達が部活に一生懸命で,かつ高校生活を楽しみながら充実させている様子がよく伝わってきました。

さて,今回の一番の訪問目的であった書道部のパフォーマンスは終了していて,できあがった作品を前に,生徒さん達が保護者等からの記念撮影をしているところでした。

その生徒さんに「以前,鶴丸の鶴書を撮影したこの写真,いつのものかご存じですか」と聞くと,どうやら1・2年の生徒さんだったようで,来ていた3年生の先輩にわざわざ紹介してくれました。その生徒さんが写真をみてすぐ,「あっ,先輩方の作品だ。」としっかり覚えていてくれたことに感動。後で調べてみたら,ある年度に訪問したとき,ばったり出会ったパフォーマンスで書き上げた作品だったと言うことが分かりました。先輩方の書をしっかりと引き継いでいるということに大変嬉しくなることでした。

各クラスの発表等もそれぞれクラスの個性が光っていて,2年生のあるクラスの化学をモチーフにした映像作品はなかなかの優れもの。また1年生のあるクラスの映像作品は,大変こっていて,まさに映画映画!感心することしきり。

こんな作品を創るのが,もしかすると鶴丸の伝統なのかと,以前みた映像作品のことを思い出したところでした。

数年前にも大変楽しませてもらいましたが、
今年もまたまた各部・各クラス,実り多い展示作品やパフォーマンスでした。
関係の生徒さん,そして,関係の皆様,ありがとうございました。

本校は小・中学校で子どもたちが多くの学びを得て日々成長している姿にうれしくなる毎日です。そんな中,鶴丸の文化祭で出逢った多くの生徒さん達のように,「自分らしさを発揮して自分らしくなってほしい」「自分の夢実現のため努力して欲しい」と思うことでした。

 

「その昔 鶴醒・煌の文字の記憶の時間を思い出し

 万鶴博覧のその名とともに 生徒らの個性あふれる創造性豊かなその姿に

 我が錫山の子等の未来に向け 育ちを応援する決意を新たにした高校文化祭かな」

 

[アップ承諾済]

 

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