学校紹介

 本校は小学校児童15名、中学校生徒10名、計25名(令和6年4月1日現在)の市内で唯一の小・中併設校です。
 鹿児島市下福元町の標高約360mの山間部に位置し、夏は涼しいですが、冬は鹿児島にしてはやや寒冷な気候です。気温は市内の平野部よりも約3℃ほど低く、冬は必ずといっていいほど2~3度積雪します。校門を入って正面には樹齢100年を越えるセンダンの木がそびえ立ち、校舎と体育館の間の芝園には、本校のシンボルである「なかよしの木」(下写真、クロガネモチ)が子どもたちを見守っています。緑豊かな山々に囲まれた美しい風景が地域の方々、職員、在校生はもとより、すべての訪れる方々の心を和やかにしてくれます。

 

校歌

錫山小学校(※中学校歌詞)    作詞 簑手 重則  作曲 西 勇恕

1.山なみ清く ほのぼのと みどりの風は 朝をよぶ

 

  なかよし こよし きょうもまた 正しく学ぼう 鐘が鳴る

  (自主の心を ひとすじに 正しく学ぼう 鐘が鳴る)

 

  ああ 鐘が鳴る 錫山校

 

2.立神山よ うぶすなの 心を結び 手をとって

 

  なかよし こよし ほがらかに 明るく進もう 歌が湧く

  (優愛共に うるわしく 明るく進もう 歌が湧く)

 

  ああ 歌が湧く 錫山校

 

3.理想も高く 美濃岳の 輝く雲に こだまして

 

  なかよし こよし 元気よく 大きく生きよう 夢がよぶ

  (英知を磨き たくましく 大きく生きよう 夢がよぶ)

 

  ああ 夢がよぶ 錫山校

校章

 

画面左が小学校,右が中学校の校章です。
小学校の図案において,全体の円形は円満なる人格の育成を表しています。
中学校は錫(すず)の形を表しています。
両方の三本の線は「協力」,「友愛」,「勉学(勤労)」をあらわしています。
昭和32年錫鉱発見300年祭を記念して制定されました。

児童生徒数(R6.4.1現在)

 

小学1年

小学2年

小学3年

小学4年

小学5年

小学6年

中学1年

中学2年

中学3年

学校計

男子

0名

1名

0名

2名

0名

1名

1名

1名

1名

7名

女子

1名

0名

1名

2名

4名

3名

1名

3名

3名

18名

1名

1名

1名

4名

4名

4名

2名

4名

4名

25名

錫山の歴史

 1655年錫鉱床が発見され、以来幕末まで、薩摩の三山(錫山・鹿籠・山ヶ野)の一つとして島津氏の直轄地で、薩摩藩財政の重要な地でありました。鉱夫は、山師とよばれ、農業は禁止され、帯刀も許されて士分の待遇であったそうです。幕末頃は、一時10万斤時代といわれる黄金時代もあったといいます。その後産額の減少と錫価の暴落のため経営困難となり、ついに大正10年休山するに至りました。しかし、その後10か年を期に貸与を願い、錫山鉱業組合を組織して稼業に励みました。しかし、戦後前に閉山、その後再開され最近まで協和興業(株)によって経営されていましたが、昭和63年(1988年)1月再度の閉山となりました。地名の「錫山」は、文字通り、この錫鉱山のことを示していることは言うまでもありません。

アクセス

〒891-0144
鹿児島市下福元町9586番地
(TEL) 099-263-2001  (FAX) 099-263-2002
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