自転車の安全な乗り方について
4年生保護者の皆様
自転車の安全な乗り方について(依頼)
4月21日に「交通安全教室」を実施し,4年生も公道での自転車利用を認めていくこととします。しかし,今年度は新型コロナウイルス感染の予防を考慮し,実際に自転車に乗車をすることや道路を想定しての実技を行うことができませんでした。そこで,御家庭で自転車の乗り方の練習や,安全指導を行っていただいた上で,公道での自転車利用を認めていただきたいと思います。保護者の皆様にはご迷惑をお掛けしますが,以下のことを御確認いただき,自分や通行する方々の命を守るために,御協力をお願いします。
1 自転車に乗る前はいつでも点検をしましょう。
2 自転車の乗り方を正しく身に付けましょう。
3 交通ルールやマナーを学びましょう。
4 自転車に乗るときは,必ずヘルメットを着用しましょう。
鹿児島県の交通事故件数をみると,過去5年間の小学生の自転車事故は140件発生しています。そのうち,4,5年生の事故は半数をこえる75件でした。特に,自転車に乗り始めたころの事故が多く発生していることが分かります。自転車をコントロールする子供たちの意識や行動が命を守ることにつながります。なお,鹿児島県では,「かごしま県民のための自転車の安全で適正な利用に関する条例」が施行されています。また,警視庁のホームページに「自転車に正しく乗ろう(小学生用)」のリーフレットが掲載されています。裏面に,指導した内容や安全運転に関わる資料を添付しますので,御確認ください。
「かごしま県民のための自転車の安全で適正な利用に関する条例」(平成29年3月24日施行)
◯ 自転車損害賠償保険等への加入義務
◯ 乗車用ヘルメットの着用(中学生以下の子に着用させる保護者の)義務
【自転車に乗る前の点検で調べること】
合い言葉は「ぶ・た・は・しゃ・べる」
ぶ・・・ブレーキ た・・・たいや は・・・ハンドル
しゃ・・車体 べる・・ベル
【自転車の乗り方】
① 自転車の左側から乗って右足を掛ける。
② 右後ろを見る。
③ 右足を踏み込み,左足もペダルにかけてこぎ出す。
④ 自転車を止めるときは,左足を地面につき,左側に降りる。
【自転車安全利用五則】
① 自転車は,車道が原則,歩道は例外
自転車は,車道の左側を通ることが決まりですが,子供(13歳未満)が自転車に乗
るときは,歩道を通ることができます。
② 車道は左側を通行
車道を通るときは,左側を通ります。
③ 歩道は歩行者優先で,車道寄りを徐行
歩道は歩いている人が優先です。歩道を通るときは車道側に寄って通行し,歩いてい
る人のぼう害になりそうなときは止まりましょう。
④ 安全ルールを守る
・二人乗りはいけません。
・自転車どうしで,横に並んで走ってはいけません。
・夜はライトを点けましょう。
・信号は必ず守りましょう。
・「止まれ」の標識や,道路に「止まれ」と書いているときは,必ず止まって安全を
確認しましょう。
・左右が見えにくい交差点を通るときは,しっかり左右の安全を確認しましょう。
⑤ 子供はヘルメットを着用
自転車に乗るときは,ヘルメットをかぶりましょう。
※ 保護者の方は,中学生以下の子供にヘルメットをかぶらせるように努めなければな
りません。
(道路交通法第63条の11)
【ホームページに掲載されている資料】
鹿児島県「かごしま県民のための自転車の安全で適正な利用に関する条例」
https://www.pref.kagoshima.jp/ab10/kurashi-kankyo/anzen/jitenshajourei.html
警視庁「自転車交通安全教育用リーフレット」
https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotsu/jikoboshi/bicycle/menu/leaflet.html