宿泊学習二日目(5年生)

2023年06月13日

宿泊学習2日目の朝,係の子供たちを中心に,旗揚げ,朝のラジオ体操,1日目の反省や今日一日の取り組みについての抱負を発表など,自分の仕事をしっかりと果たしていました。子供たちも1日目に体を十分動かしたこともあり,ぐっすりと眠れて,朝の時間を快適に過ごしているようでした。

朝食も係の児童がしっかりと役目を果たし,子供たちもご飯のおかわりをするなど,一日のエネルギーを十分補充していました。

退所前の部屋の清掃の後には,署員の方によるチェックが行われました。「来た時よりも美しく」「思いやりのバトンをつなごう」といったことをしっかりと子供たちは確認していました。次に使う人たちのために,1日目のオリエンテーションで学んだ正しい布団や毛布の畳み方ができているか,シーツをしっかりとたたんで折り目を揃え,10枚一束にまとめてあるかなどをチェックしていただきました。

午前の最初の活動は「焼き板づくり」でした。署員の方から説明を受け,板に焼き目を入れていきました。

その後,ポスターカラーを使って,それぞれの思い思いに焼き板に色付けをしました。自分の部屋のプレートにしたり,家族へのお土産にしたりと一人ひとりが世界に一つしかない焼き板を完成させていました。

宿泊学習最後の活動は「木のキーホルダー作り」でした。素敵な香りがする屋久杉を2種類のサンドペーパーで一生懸命磨き,ぴかぴかのツルツルに仕上げて,キーホルダーにしました。表面がざらざらであったものが,やすりを入れることで,きれいで使いやすいものになることに子供たちはとても驚いていました。

 

退所式では,この二日間を振り返り,感じたことや,学んだこと,お家の人に伝えたいことなどを事前にしっかりと文章にして,二人の児童が全体の場で発表しました。二人の発表にみんなが共感し,貴重な2日間を振り返ることができました。

この宿泊学習を通して,子供たちは友達の良さや大切さを改めて感じ,自然の中での活動を通して,自然の奥深さやすばらしさを体感できたのではないかと思います。また,一人一人が気持ちよく過ごすために,時間やルールを守る大切さも感じることができたのではないかと思います。この学習の成果が学校でも出てくることを楽しみにしています。

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