【学校だより】学校だより3月号(1年間のまとめ)を配信します。

2023年03月10日

【学校だより3月号】

学校・家庭・地域が連携・協働した取組の先に

校 長 谷口源太郎

 今年度も残すところ3週間になりました。保護者・地域の方々には日頃から本校の教育活動に深い御理解と御協力をいただき感謝申し上げます。今年度も本校の子供たちが各方面で活躍しました。各種コンクールで県・地区等で特選等の入賞,各種発表会でのすばらしい演奏・演技など。

 学校では,学校内外を問わず星峯西小学校の子どもたちのがんばりを学校HPで紹介するとともに,入賞を祝するチラシの掲示や表彰式を行ってきました。校長室前から職員室前の廊下壁に掲示してある入賞チラシを見ると改めてその数の多さに驚きます。

 学力面でも成果が見られました。県内すべての小学5年生が受ける「鹿児島学習定着度調査」で本校の5年生が2年連続で県平均を超える結果(R3年度+1.4p,R4年度は+1.3p)を出してくれました。それには理由があります。子どもたちが授業を真剣に受けていることは勿論ですが,自作の「生活ノート(漢字・日記・宅習)R3年度4月導入」を活用しながら1日の家庭学習の目安時間を設定して,その継続した取組が基礎学力の定着につながっています。昨年度からはタブレット端末も有効に活用した授業実践にも積極的に取り組んできました。

 子ども自身が自覚して真剣に取り組んだことによることもありますが,その背景には,保護者が時間になったらテレビやゲームを消して集中して勉強ができる環境を作ったこと(ノーメディアタイム、早寝早起き朝ごはん運動:R3年度7月導入),見届けのサインや声かけを確実にしていただいたことも影響いていると考えています。

 実は,先生方もこの2年間に渡り「アナログとデジタルの学習指導の融合を目指した研究」に取り組んできました。その成果をこの度「実践記録集(2021・2022)」という冊子にまとめ発行いたしました。先生たちも子どもたちのために「わかる・できる・考える」喜びや楽しさを味わえる授業づくりに真剣に取り組み,授業以外の補充指導や家庭学習などの課題の与え方やデジタルドリルとの組み合わせを工夫したりして全教員一丸となってチームとして組織的に取り組んだことが学力向上、定着の一翼を担っていると考えています。

 R3年度4月からスタートした「学校・家庭・地域が連携・協働し,『生きる力』を育む星峯西小学校プラン」によって,子どもたちの姿として明確に表れてきたことを校長として嬉しく、誇らしく思います。教師が変わり,保護者が変わり,地域が変わり,三者が連携・協働しながら子供たちのために力を合わせて粘り強く関わったからこそ,この成果があるのです。「大人が変われば,子どもが変わる」正にその言葉のとおりです。可能性を秘めた子どもたちの能力を十分に伸ばすためには、私たち大人が今後とも連携・協働して取り組んでいかなければなりません。

 3月・4月は卒業・入学式の季節です。卒業していく子ども,新たに入学してくる子ども,それに伴って保護者も先生方も入れ替わっていきます。子どもや保護者・先生が替わっても現在の星峯西小学校のすばらしい姿を維持継続していきながら,新たな一歩を,新たな歴史を築いていきたいものです。今年度を総括した資料(3月8日付け)を添付いたしますのでご覧ください。

【今年度の教育活動のまとめ資料】※クリックするとご覧いただけます

◆R5.3.8 教育活動のまとめ(1月以降行事・イベント関係まとめ)

◆R5.3.8マスコミ報道関係まとめ

◆R5.3.8 表彰関係まとめ ◆R5.3.8 学力検査結果まとめ 保護者用 (鹿児島学習定着度調査、NRT,全国学力・学習状況調査結果分析)

 

 

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