学校紹介

 

 鹿児島市の西に位置する石谷小学校。2004年(平成16年11月1日)の市町村合併により,松元町立から鹿児島市立石谷小学校となりました。
  標高約190mの台地にある本校は,屋上からは遠くに桜島を眺めることができます。以前は,茶畑と緑に囲まれ,四季の移り変わりを感じられる,自然豊かな学校でしたが,現在は,農地が宅地化し,大型商業施設の開店や住宅地の拡大により児童数が増加傾向にあります。

 

校歌

   石谷小学校 校歌         
                    
          作詞 浜田盛秀    作曲  渉 秀豊 
                                     
1  朝霧晴るる 伏野原      火を噴く山を 仰ぎつつ
         はばたく希望 高い虹      ああ学びやに 花かおる

 

2 しのぶ石坂 菊水の       誇りを胸に はげみつつ
   きたえるからだ みがく意気     ああ向上の 汗ひかる


3 山なみ遠く 星さえて    虫の声澄む 高原に
    明日を築く 若い歌       石谷校よ 栄えあれ

校章

 本校の校章は,楠木正成の家紋「菊水」をもとに作られました。石谷の領主であった町田久成は,師弟の教育にあたらせるために有馬新七を呼び,2年間にわたり師弟や地域の教育力を高める取り組み(郷中教育)にあたらせました。有馬新七は,尊皇攘夷思想・勤皇思想をもち,楠木正成を信奉していた人物です。また町田家に伝わっていたと言われる楠木正成の肖像画が楠公神社のご神体として祀られていました。このような関係で,石谷小学校の校章を制定する際,地域から慕われていた有馬新七にも因む菊水の紋に石谷の「石」をアレンジして校章が作られたそうです。

学校基本情報

 1,2,3,4,6年生3学級,5年生2学級,特別支援学級4学級,通級教室1学級の21学級編成,児童数510人,職員数35人です。元気いっぱい瞳輝く子供たち,「あかるく・かしこく・たくましく」元気に生活しています。
 特色ある教育活動の一環として,「いのち」のつながりやありがたさについて学ぶ機会を設けています。一つは,隣接した農園で大根・サツマイモなどの作物を子供たち自身で栽培し,働く事の大切さを知る活動です。もう一つは,他校(茨城県瓜連小学校)との交流活動です。子供同士で互いの良さを教え合う良い機会になっています。

学校の由来

 明治維新(1868年)まで,領主町田氏が住んでいた石谷城を中心に郷中教育が行われ,多くの人たちに学問が勧められていました。明治13年,石谷城跡を中心とする寺子屋から石谷小学校と名前が変わり,それから90年間教育がなされていました。仁田尾地区の団地化に伴い,児童が増加することが予想されたため,昭和44年に現在地に移転しました。

アクセス

◆ 南九州自動車道 松元インターから 車2分
◆ JR鹿児島本線 上伊集院駅から 車10分  海抜188.2m 
◆ 南国交通バス石谷線 石谷農協支所前から 徒歩1分     東経130°27′46″
◆ 鹿児島交通バス伊集院線 横井停留所から 徒歩25分  北緯31°36′32″
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