学校概要
鹿児島市の西に位置する石谷小学校。2004年(平成16年11月1日)の市町村合併により,松元町立から鹿児島市立石谷小学校となりました。
江戸時代,この地は薩摩藩の重鎮町田氏の領地であり,特に幕末の領主「町田 久成」は,薩摩藩英国留学生のリーダーで,帰国後は東京にある国立博物館を創設し,「日本の博物館の父」と言われています。
近年は,茶畑などの農地が宅地化され,また,校区内に大規模商業施設が作られ生活環境が便利になったことで住宅地の拡大が進み,児童数が増加傾向にあります。今年度は,全校児童501名・21学級となりました。
「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善を通して,創意工夫を生かした特色ある教育活動を展開する中で,児童に「自ら学び,考え,学んだことを生かすための資質・能力」を身に付けさせ,「生きる力」を育むことを目指しています。
教育目標
自ら学び,考え,生かすことのできる,心豊かでたくましい石谷の子供の育成
校訓
「あかるく」「かしこく」「たくましく」
学校経営方針
すべての教育活動を通じて「生きる力」を支える「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」の調和のとれた育成を図る。
(1) 新しい時代に必要となる資質・能力である生きて働く「知識及び技能」を習得し,「思
考力,判断力,表現力等」を育成し,「学びに向かう力,人間性等」を涵養するために,
教科等の目標や内容を見直し,主体的・対話的で深い学びの視点から学習過程の改善に努
める。
(2) 集団の中で,基本的倫理観・人権尊重の心と態度・規範意識などをもち,自らを律し,他
人とともに協調し,思いやりの心や感謝の心,自然や美しいものに感動する心などの豊かな
心を育む。
(3) 生涯にわたって運動に親しみ,健康を保持増進し,豊かな生活を実現できるよう,一人一
人に応じた体力・運動能力の向上を目指し,たくましく生きるための健やかな体を育む。
(4) 教育活動について家庭や地域社会等へ広く情報発信するとともに,「よりよい社会を創
る」という目標を共有し,「社会に開かれた教育課程」の実現に努める。